不服審査請求を行なうということは、「自分は生活保護を受けています」ということを明らかにすることですから、大変勇気のいる行動なのです。
その口頭陳述の内容が「北海道民医連新聞」2013年10月24日付に掲載されましたので、ご紹介いたします。
生活保護基準引き下げの中止を求める不服審査請求が全国で1万件を越え、道内でも1400件に広がっています。
10月18日、札幌市内で道を相手に口頭意見陳述が行われ、全道各地から請求人と代理人の代表84人が参加し、21人が深刻な生活実態を告発し基準引き下げの中止を強く求めました。
「やむを得ず生活保護を利用している人がほとんどです」と一家心中まで考えた方が訴えました。多くが、病気や障害で働けない、無年金や低年金、失業などの理由で利用しています。
しかし、生活保護費は低く、これまでも生活は決して楽ではありませんでした。
「おにぎりの具は、梅は高いので味噌にしています」「肉は高いから食べられません」「風呂や洗濯に使う水を少なくしています」「服も買うことはありません」など、次々と節約している実態が話されました。
陳述後に行われた「生活保護制度をよくする会」の記者発表では、「今日はじめて人の前で話しました」「力を合わせてたたかわなければ変えらない」などの決意が述べられました。
「やむを得ず生活保護を利用している人がほとんどです」と一家心中まで考えた方が訴えました。多くが、病気や障害で働けない、無年金や低年金、失業などの理由で利用しています。
しかし、生活保護費は低く、これまでも生活は決して楽ではありませんでした。
「おにぎりの具は、梅は高いので味噌にしています」「肉は高いから食べられません」「風呂や洗濯に使う水を少なくしています」「服も買うことはありません」など、次々と節約している実態が話されました。
陳述後に行われた「生活保護制度をよくする会」の記者発表では、「今日はじめて人の前で話しました」「力を合わせてたたかわなければ変えらない」などの決意が述べられました。
役所にとっては迷惑千万。人にとっては当然の行為。今まで余りにも日本人はドレイのまま、他人のことを忘れようとしすぎました。こうした今までの人の態度は、・自分が巣穴に帰って安全になれば外で仲間が食われても何とも思わない、弱肉強食の「動物の人」と呼ばれます。その方面の知識が非常に役に立ちますが、世界中でも殆ど知られていません。日本は特別ひどいのも事実ですが。
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