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2015年3月18日水曜日

死ぬ前に白い飯が食いたかった

 

 ①深夜のメール
 「私は札幌市●区在住の36歳、独身男性でと言います。

 ●月に就職が決まるまで●区の保護施設に入って生活保護を受けてました。
 やはり、保護課担当者の方に『早く仕事を見つける様に』と言われ、●月に就職が決まり、施設を退所し
●月●日就職致しました。が、就職した会社はひどく、月40~60時間の残業代全てカット。
 雇用保険、社会保険も3ヶ月間入れてもらえない。
など、劣悪な状況で●月●日に退社致しました。
 今、食事もままならず、4日間食事をしていません。
 また、風邪を引いたらしく発熱、倦怠感、咳、鼻水等の症状と目眩、立ちくらみ、手足のしびれがあります。
 ●区の保護課に行きたくても歩く事すらままならない状況でどうして良いかわかりません。
 また、携帯電話も止まっておりこのまま餓死する事を待つしか無いのかとも思っております。
 何か助かる方法はありませんか?
 このパソコンだけが連絡出来る手段です。」

 ②翌日の早朝のメール
「鍵あけtれdおきmんsvぼ
めいみいが
たすkれdぇくcづtc@p」


 以前のことですが、深夜に①メールがあり、翌早朝②はメールもまともに打てない状況です。

 私は、朝早く訪問し、玄関チャイムを押しても、返事がありません。
 思い切って、ドアノブを回すと、開きました。
 玄関の上がりかまちに、上記写真の「遺書」があったのです。
 救急車で勤医協中央病院に搬送。

 一命を取り留めました。

11 件のコメント:

  1. 私も長野県で年収50万以下の生活を8歳の娘としており、偶々目にしたこの記事に強く胸を打たれます。
    NET事情が悪いため(いつ切れるか分からない)、ゆっくりそちらの状況もよく読めませんが、駆け付け、飛び込み、ご一命を助けてくださった方に心からお礼申し上げます。
    (今は、アフリカのNEWTOPIAと言う孤児院に、一時帰国して子ども達にカツカツの飯を食わせています。)
    この方が強くたくましく生きていかれますよう!!皆様の支えを!! 何もできませんが、、ありがとうございます。

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    1. 匿名様、コメントありがとうございます。
      私は、この件の数年前にも、ドアを開けてみると自殺を図っていた(未遂)ということがありました。
      その時、ドアには鍵が掛かっていませんでした。
      ですから、この件の時も、躊躇なくドアを開けてみると、開いたのです。
      この方は、自殺を図ったのではありませんが、最後まで、助けを求める気持ちがあったのです。
      入院後数日で退院しましたが、その時には、本当に元気になっていました。

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  2. 一命をとりとめたとの事で良かったです。
    白石区では数年前に姉妹が餓死をしましたよね…
    其10数年ほど前にも白石区で餓死者が出ていますよね・・
    助けるべき命を行政が見過ごす事が無いように、これからも頑張ってください。

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    1. 匿名様
      コメントありがとうございます。
      これまで札幌市では、母親餓死事件、姉妹孤立死事件などが起きています。
      この方は、生活保護の後、働いたのですが、そこがブラック企業だったのです。
      そして、お金がなくなり、保護申請をためらっているうちに、病気になってしまいました。
      似たようなことが、たくさん起きているのではないかと思います。
      そういう時に、「ここに助けを求めれば何となる」という窓口が必要です。

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  3. オオシロツヨシ2015年3月22日 6:59

    この国は、弱者切り捨ての社会になってしまいました。生活困窮者に
    生活保護を受けることでの、後ろめたさや負い目を感じさせる社会になってしまいました。
    弱者切り捨ての社会。それは滅びゆく社会ではないだろうか?

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    1. コメントありがとうございます。
      非常に生活が厳しい方でも「国の世話にはならず、できることろまで頑張ります」と言う人がとても多いです。
      生活保護基準も引き下げで、弱者はますます追い詰められているのが現実ですね。
      そういう社会を変えましょう。

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  4. FACEBOOKにシェアさせていただきました。
    微力ですが見習いたいと思います。
    すべての相談にためらわず相談できる風潮に変えていきたいですね。

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    1. ワタナベ様、コメントありがとうございます。
      ブログの方は相談してくれましたのでよかったのです。
      しかし、誰にも相談できず、苦しい状況に追い込まれている人がたくさんいるはずです。
      「どんなことでも、困った時にはココに相談を」と、助けられる窓口が必要です。

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  5. コメントの記入者内容が不明のため、ここに書きますが、私は実名で大丈夫です。何しろ、札幌市では保護課の不正を目一杯暴露し続けてもっとも有名になった、森内 清 こと 峰田はるかですから。現在までに不正暴露追求文書を500頁以上書きましたが、まだ足りませんので、あと一年かかると思います。本格的な生活保護相談も受け付けています。私自身、姉妹が殺された次の年から今までに、同じ白石区保護課から二年八ヶ月生活保護申請を不正拒否されています。理由は何もありません。自営業で最低月三万円の収入だったこともありますが、何とか生き延びてます。これは保護課による嫌がらせとか、みせしめと言われています。12月1日に資料をまとめたので、国への再審査請求しますが、正規の期間外なので、それだけで却下してくる場合があります。さて、お楽しみ!!

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    1. 峰田様、コメントありがとうございます。
      生活保護をめぐって大変な状況ですね。
      「みせしめ」なのですか?
      再審査請求で、公正な結果を期待しています。
      宮川潤

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  6. 峰田はるか2016年4月12日 22:29

    上記匿名になってしまった私は、その後、北海道のこれまた異常な審査裁決を元に、国への再審査請求を2015,12.04に発送。北海道のひどさは、1400人審査請求運動にとんでもない非常識な裁決を行ったため、生活と健康を守る会から裁判にかけられ、その余波で私の再審査も大幅に裁決が遅れる模様。 法律はしらないわたくしですが、いつの間にか法律が簡単に分かる心質?になったようで、生活保護法の問題点も示しておきました。 もつとも、保護法自体は、保護役人が現行法を正しく守れば問題が起きるようなひどい代物ではなく、あくまで無法・違法行為が問題として考えてもまったく問題ないことも示しました。 今年中には、札幌市と白石区の保護課による犯罪、実質は殺人として扱うべきだった姉妹死亡事件についての全貌を示せるでしょう。

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