メールで相談のアドレスは matasete.g@gmail.com です。

ご相談いただいたことは、個人が特定される部分を除いて、「相談事例」として公開することがあります。
同じようなことで困っている人に「解決できる」と、希望をもってもらうためです。ご了解ください。
「それでも、公開はイヤ」という方は、メールに「公開不可」と書いていただければ、相談があったことを、絶対に秘密にします。
安心してご相談ください。

2015年10月28日水曜日

相談者からのメール返信が来ました

 前回、「相談者から来たメールに返信しようとしても、エラーになってしまう」ということを書きました。
 親切に、「エラーにならず、送信できる方法」を助言してくれる方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
 私が、前回のブログに書いたことを、相談者が読んでくれて、あらためて連絡が来ました。
 そして、私からの返信も届くようになりました。
 
=====相談者 ⇒ 宮川潤
 大変ご迷惑をおかけしました。
なかなか返信が来ないので
 不安になり再びサイトを
見ましたら 私のメール設定が悪かったみたいで
ご迷惑おかけしました
 サイトでの返信読ませていただきました。
その間には何も話し合いはありませんでした
電話口頭で アルバイトの申告届けを出して 銀行振り込みされた通帳のコピーを提出するようにと言われ コピーをして申告届けを書いて提出しました
それなのに……
毎日が不安と恐怖で
仕事をしていても気になってしまいます
地元の誰に相談して良いのか よくわかりません
 今 研修中で平日の休みがありません 終わるのも
午後の●時過ぎなので
本当どうしてよいのか?
途方にくれております


=====宮川潤 ⇒ 相談者
まずは、連絡がつながってよかったです。
大変不安な思いでつらいですね。
市役所としては、「収入があったのに申告しないで、保護費を満額受け取っていたので、『不正受給』だ」と言ってくるかもしれません。
しかし、あなたは子どものアルバイトまで申告しなくてはならないことを知らなかったし、そんな説明も受けていない、なにより子どもがアルバイトしていることを知らなかったということをはっきりさせることが大事です。
「保護を廃止する」と言われる可能性はあります。
しかし、その場合でも、再申請する方法があります。
なによりも、地元の共産党に相談するのが一番大事です。
●●●●-●●-●●●● です。
時間は、遅くなっても誰かはいるはずですから、まず、電話をしてみることが第一です。
まず、「●●●●さん、いますか?」と聞いてください。
いなければ、「生活保護のことで相談したいのですが」と言ってください。
相手は、誰でも大丈夫です。
その人が、相談できる人でなくても、相談できる議員などを紹介してくれるはずです。
まずは、相談の電話をかけることです。
やってみてください。お願いします。
宮川潤

2015年10月26日月曜日

相談者様、返信が届きません

 相談メールが来ました。
 私からの返信メールがエラーになって届きません。相談者様のメールの受信に(パソコンからのメールを受け付けないなどの)設定がなされていないでしょうか?
 お心当たりの方は、ご確認の上、あらためて連絡ください。

=====相談者 ⇒ 宮川潤

私は〇〇市に住んでいる者ですが
昨日、突然役所から手紙が来ました
開けてみると 保護廃止についての弁明する機会を与えますって感じの手紙でした
事の発端は子どものバイト代を申告しなかったのですが (子どもA)の時は知らなかったので申告しなかったのです するとCWから申告しなかったから 保護費返還の義務があると言う事で
月々〇〇円支払うと言う約束で書面にサインさせられました
次は(子どもB)のバイトも指摘されたのですが
最初にバイトした所は無断で辞めてしまったので バイト代も貰ってないので申告しなかったのです
私も悪いのですが 再びバイトしてた事は知らなかったのですが そこもすぐ辞めてしまったらしいのですが
銀行振り込みだったので
銀行の通帳をコピーをして役所に提出しました
給料明細は貰わないでやめたので手元になかったのです その指摘されたのが
先月の初旬頃だったので 色々と言われた書類など提出したのに……
保護廃止の手紙が
まだ下に小さな子どもが居て 上の子は自分で欲しいものの為に
バイトしてるだけなのに
頭の中がパニックと真っ白になって
どこへ相談して良いのかもわからず 検索していたら ここにたどり着きました
文書にまとまりが無く
申し訳ありません
何か良いアドバイスないでしょうか?
ちなみに 弁明する日は
〇月〇日ですまた
あの狭い部屋で 役所の職員が何人居て責められるかと思うと 恐怖です

=====宮川潤 ⇒ 相談者に届かないメール

匿名様
あなたからご相談について、住んでいるところなど具体的なことは明らかにしませんので、ご安心ください。
本当に、お困りのことと思います。
廃止の「弁明」の段階になっているということは、それ以前に、何度も話し合いが行なわれたのではないでしょうか。あるいは、「話し合いに応じなさい・事情を説明しなさい」などと言われていましたか?
通常、「(保護廃止についての)弁明の機会」は、役所としては「保護を廃止するつもりだが、事情があるなら聞きますよ」という段階で、廃止に至るケースが多いようです。
あなたが、「子どものアルバイトまで申告するように説明されていないし、知らなかった。長男の時は、アルバイトしていることも知らなかった」と、はっきり伝えることが大事だと思います。
それでも、廃止するなら、あなた方一家が生きていけなくなります。
まず、地元の共産党に相談してください。

    住所: 〇
    電話: 〇

相談した結果、どうだったのか、また、お知らせください。
宮川潤

2015年10月2日金曜日

生活扶助、住宅扶助、冬季加算削減の撤回を求める意見書案 否決

10月2日、北海道議会第3回定例会に、日本共産党が下記の意見書案を提出しました。
ところが、採決では、自民党、民主党、北海道結志会、公明党が反対し、否決されてしまいました。
本当に残念です。



生活保護費削減及び住宅扶助・冬季加算削減の撤回・中止を求める意見書(案)

今年7月からの住宅扶助費の削減強行により、多くの利用者が新たな苦難を強いられている。低家賃住宅へ転居を要請されること等が相次いでいる。長年住み慣れた地域に、住み続けることができなくなり利用者は深刻である。
 すでに食費・水光熱費にあたる生活扶助費の3年連続引き下げ(総額740億円)が強行され、今年11月からは寒冷地の冬季加算の縮減も行われようとしている。
1リットル80円の灯油を、1か月に300ℓ消費するとすれば、1か月24千円の暖房費を必要とすることになる。
また、冬物衣料や冬靴、除雪用具なども積雪寒冷地特有の負担となっている。
よって、住宅扶助費削減を撤回し、冬季加算の削減計画と現在すすめている生活扶助費削減をただちに中止することを強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

採決に先立ち、私は提案の趣旨説明を行ないました。





私は、意見案第2号「生活保護費削減及び住宅扶助・冬季加算削減の撤回・中止を求める意見書」の提案説明を行います。
安倍政権は2012年末の政権復帰直後から生活保護費の大幅な削減を続けています。
最初に手をつけたのが食費や水光熱費などにあてる生活扶助費削減であり、2013年度から2015年度にかけて総額740億円を段階的に削減する計画を立てて、現在実行中です。
この削減計画は、利用世帯の9割以上が減額の対象になるなど過去最大規模です。
こうして利用者に苦難を強いている最中だというのに、新たに持ち出したのが住宅扶助費と冬季加算の削減です。
住宅扶助費は2015年度から2018年度まで総額190億円削り、冬季加算は今年11月に約30億円削ります。
住宅扶助費は、生活保護利用者にアパート家賃などの費用として支給されているものですが、現状でも、国が「健康で文化的な住生活」と決めた水準の住宅に入居できる利用者は多くありません。
都市部などは家賃が高く、住宅扶助費の上限額であっても、劣悪な環境の住まいしか確保できない場合が少なくないからです。
冬季加算は暖房代を上乗せするもので、厳寒期の北海道では文字通りの命綱です。
物価高と消費税の増税とで実質最低限度の生活水準が下がっているうえ、暖房費の実態に見合う加算がなければ、冬場は、最低限度の生活をいっそう下回ることになり、利用者の命と健康を削ることに等しいものです。
厚生労働省が保護費削減を狙い設置した社会保障審議会 生活保護基準部会の議論では、むしろ住宅扶助費の役割が強調され「削減は慎重に」という意見が大勢となり、報告書に「削減すべきだ」と明記できませんでした。
その指摘すら受け止めず「削減先にありき」で住宅扶助費などの削減を決めた厚労省のやり方には、まったく道理はありません。
この間生活保護費は増え続けていますが、捕捉率は低いままです。
保護費の縮減は、世帯当たりの受給額を削るのではなく、受給者が増え続けている背景にある貧困を減らすことによるべきであり、政府が、貧困の拡大に対して、有効な対策を打っていないことの結果として、生活保護の増加を招いていると言えます。
それを棚上げし、生活保護費を削減するのは、国民生活に対する責任もなければ、道理もない政治だと言わざるを得ないのであります。
よって、議員各位におかれましては、提案の趣旨をご理解いただき、ぜひご賛同くださいますように申し上げ、私の提案説明といたします。

2015年10月1日木曜日

生活保護のメール相談急増

 宮川じゅん事務所では、生活相談を受け付けています。
 どなたでも、お気軽にどうぞ。
 その他に、私にメールで相談もできますよ。
 matasete.g@gmail.com

 ここ10日間で、5人の方からメール相談が来ました。
 短期間に、こんなにたくさんの方から、メール相談が来たことはありません。

 メール相談の5人全員が、生活保護にかかわる相談です。

 生活保護を受ける人が増えていることもありますし、保護受給者が様々な理由で「保護廃止」を迫られているからです。

 安心して暮らしていけない、就職できない、障がい者の暮らしを支えられない・・・これでは国民全体が不安と困窮に落ち込みます。

 収入が無くなった時や、病気や障がいを持った時にも、不安なく暮らしていける日本にしていくように頑張りたい!