私のもうひとつのブログは、2011年6月に始めました。もっとも読まれているのは、昨年9月に書いた下記の記事です。 転載しますので、お読みください。
札幌市内で、生活保護を受けていた若い人が、8月末で打ち切られました。不正受給をしていたのではありません。
その方は、区役所から「働きなさい。就職活動をしなさい」と言われていました。
そして、ハローワークに行っていたのです。
「ハローワークに行っています」と、区役所の生活保護課の担当者に報告しに行ったのですが、あいにく、担当者が外出していたので報告できずに帰りました。
そういうことが2回ありました。
プリペイド式携帯電話が通話できない状況(料金不足)になり、区役所との連絡が取れなくなりました。
区役所との行き違いもあったのだと思われます。様々な事情もあったのかもしれませんが、8月末で、一方的に生活保護が打ち切られたのです。
おそらく、「区役所の就労指導に従わなかった」という理由だと思われます。
私が区役所に同行し、生活保護を受けるための再申請をしました。
私は、区役所で「本来、保護の打ち切り(廃止)の取り消しを求めたい。しかし、それでは時間がかかるとと思われるので、不本意ながら再申請する」と言いました。
不正受給していたのではありません。
ハローワークに行って求職活動もしていました。
そのことを報告しようと、区役所に足を運びました。
ただ、担当職員が外出中だったために、ハローワークに行ったことを報告できなかっただけです。
それで、最後のセーフティーネット=命綱の生活保護を打ち切るのでしょうか。
区役所の生活保護課は、生活保護を切るのが仕事ではありません。
困っている人を助けるのが仕事です。
強い憤りを感じます。